運動の程度は暦年齢よりも骨年齢によって決める
規則的に運動している子どもと運動していない子どもの体力を比較した研究によると、発育段階に見合った運動を行っている場合、運動している子どもはしていない子どもに比べて大腿部の筋群が発達し、その筋肉の発達は単に筋力だけでなく、最大酵素摂取量や心臓の形態的発達に貢献することが明らかにされています。
子どもにサッカーユニフォームを着せて無理な体力トレーニングは禁物ですが、かといって運動を少ししかやらなければ、その子どもの持つ先天的な能力を伸ばしてやることができません。
適度な運動の目安としては、暦年齢よりも骨年齢を用いることが大切です。
骨年齢というのは、骨の発達段階によって示される年齢ですが、骨は非常に規則正しい段階を経て発達するという特徴を持っています。
つまり、骨の発達は生理的な発達に対応しているのです。
左手のX線写真をとり、Tanner-Whitehouses法という方法で6年生を対象に骨年齢を出した研究によると、最高14.1歳から最低7.7歳の幅があったということです。
〔骨年齢については『高石他著、からだの発育一身体発育へのアプローチ、大修館書店』参照〕
骨格、骨の発達具合いを運動の負荷の目安にしてみましょう。